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こちらの記事では、建売物件を購入しようと考える際に知っておきたい「値引き交渉」について解説。交渉するタイミングやポイントに加えて、交渉しやすい物件・交渉しにくい物件、相談先などについてまとめていますので、建売住宅の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
完成した状態で販売が行われる建売住宅は、交渉により価格を下げられる可能性があります。
建売住宅は、間取りや設備などがあらかじめ決まっている点が大きな特徴です。もし値引きをしても物件の仕様が変わることはなく、追加の工事や費用が発生することもありません。そのため、販売会社側では「この物件はどこまで値引きが可能なのか」というラインを判断しやすいことから、物件によっては値引き交渉がうまく進む可能性があるといえます。さらに建売住宅は複数棟で合算して利益を計算するケースも多く、1棟あたりの価格調整がしやすいといった面もあります。
ただしすべてのケースで値引きに柔軟に応じてもらえるわけではなく、交渉できるかどうかはタイミングなどが大きく影響してきます。たとえ同じ物件だったとしても、時期によって値引き交渉ができる・できないといった点が変わってくることから、タイミングを見極めた上で値引きが可能か相談していくことがポイントになってきます。
建売住宅でどの程度値引きができるかは、物件の価格帯や販売会社の方針により変わってきますが、一般的な相場は物件価格の3〜5%ほどとされています。例えば、3,000万円の物件で値引きをしてもらおうとした場合、90万〜150万円の値引きとなることが多いといえます。そのほか、販売価格の端数を調整してキリの良い価格にする形での値引きを行う、といったケースもあります。
ただし「ローコスト住宅」といわれる、1,000万〜2,000万円の住宅の場合には、100万円以上の値引きは難しい傾向があるとされています。これは、原価や利益率が関係しています。そのため、無理のない交渉を行うことがポイントです。
引用元:アイダ設計の分譲住宅いろどりアイタウン|建売住宅の値引きの限界とは?相場や交渉を成功させるポイントも(https://bukken.aidagroup.co.jp/column/181/)
販売を開始しているものの問い合わせが少ない、長い期間売れ残っている物件などは、比較的値引き交渉がしやすい傾向があります。新築の建売住宅の場合、建築されてから1年を超えると「新築物件」ではなくなることから、半年から9ヶ月以内に完売できるように計画されています。買い手が見つからないまま9ヶ月を超えそうな建売住宅の場合は、値引きの交渉がしやすい傾向があるといえます。
そのほか、売主の決算のタイミングも関係してきます。売主が「決算前に売上を伸ばしたい」と考えている場合には、最低限の利益が確保できるのであれば、値引きしてでも販売するケースがあります。この点から、値引き交渉をする場合には、売主の会社の決算期がいつなのかを調べておくことがおすすめです。
完成してから間もない建売住宅は、値引きが難しいと考えるべきでしょう。この時期は、物件の売れ行きを見ている段階であるためです。もし物件を見学したいという人が多い場合には需要が高いといえますので、値引きの交渉に応じてもらえる可能性は低いと考えられます。
そのほか、もともとの販売価格が相場より安い、人気エリアに物件があるといったケースでは、販売する際に値引きを行わなかったとしても完売すると予想されるため、値引き交渉は難しいといえます。
売主と買主の間に不動産仲介会社が入っている場合には、仲介会社の営業担当に値引きについて相談し、担当者が売主と相談して値引きを行うかを決めることになります。もし、少額の値引きであればすぐに売主から値引きを了承する連絡が入ることもありますが、値引き希望額が大きい場合には、通常の交渉より時間がかかる、売却を断られるといった可能性も考えられます。
売主の分譲会社から直接物件を購入する場合には、買主と分譲会社が直接交渉を行います。この場合には、売主側にも仲介手数料が発生しないことから、値引き交渉に応じてもらえる可能性もあると考えられます。
また、大手の不動産会社の場合には担当者が自分の判断で値引きができないといったケースも見られるため、大手の方が値引き交渉しやすいとは限りません。地元の不動産会社の場合には、担当者が値引きを決定できる権限を持っていることもあります。
「まだ物件を色々と見ている」という状態で交渉をしたとしても、応じてもらえるのは難しいといえます。そのため、真剣に「この家を購入したい」と思っている段階で交渉すると、売主も応じてくれる可能性が高いと考えられます。
また購入の申込みを行うことで、「物件を購入したい」という意思が明確になります。この点から、申込みを行うのと同じタイミングで希望価格を提示して、相談してみるのもひとつの手といえます。
値引き交渉を行う際には「大きな値引きは難しい」とあらかじめ認識を持っておくことが重要です。そのため「少しでも値引きしてもらえたらそれで良い」という認識を持って相談してみてください。
また、売主側はできるだけ高い価格で売りたいと考えているため、金額の交渉をしている間に「値引きなしで購入します」という人が現れた場合には、そちらの人に物件を売る判断をすることもあります。「他の買主が現れる可能性がある」点も認識しながら交渉を行うのも大切なポイントです。
買主が真剣に買いたいと思っていると感じた場合に、売主や仲介会社の担当者は値引き交渉に応じてくれます。そのため、値引き交渉をしてOKをもらったのにも関わらず、最終的にその物件を購入しないのはマナー違反であるといえますので、値引き交渉を行うかどうかは慎重な判断が必要です。
建売住宅の場合、住宅が完成する前から販売が開始されます。この時期は、提示されている金額で購入する人も多いため、値引き交渉を行っても応じてもらえる可能性は低いといえます。特に人気の高い物件は、更地の状態でも購入したいと考える人が現れることもあります。
建売住宅の場合、建物が完成すると販売開始直後より多少値引きの交渉がしやすくなる可能性も考えられます。物件の人気度や売主の考え方によって対応は変わってくるものの、値引き交渉に応じてもらえるケースもあります。
建物が建ってから1年以上経過した場合、誰も住んでいない場合でも「中古(未入居物件)」の扱いになります。そのため、完成してから1年が経過しようとしている物件は、値引き交渉に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
建物が完成しており、売主が急いで売却をしたいと考えている場合もあります。そのようなケースについては、値引きの相談が可能なケースがあります。
決算時期や年度末は、営業担当者が「売上を上げたい」と考えているケースが多く、値引き交渉がしやすいタイミングであるといえます。多くの企業は3月決算であるため、この時期は交渉がしやすい時期であると考えられます。
ただし、会社によって決算時期が変わってきますので、前もって決算時期を確認しておくことがおすすめです。