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シニアの住み替えは戸建てとマンションどちらがいい?

こちらの記事では、シニアの住み替えについて解説しています。住み替えを検討するタイミングと選択肢、住み替え先ごとのメリットやデメリットなどについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

老後の住み替えを検討するタイミングと主な選択肢

住み替えを考えるべきベストなタイミング

住み替えを考えるタイミングとしては、例えば子どもが独立したタイミングが考えられます。子どもの独立によって夫婦2人の暮らしになった場合、これまで家族で暮らしてきた住まいが広すぎると感じることがあります。さらに、階段の上り下りがしんどい、使っていない部屋の掃除が面倒といったように、住まいと暮らしが合わなくなってきたら住み替えのタイミングといえます。

また、仕事面での変化が起きた時にも住み替えを考えることがあります。50代後半になると、関連会社に転籍になったり雇用形態が変化したりして、出勤の頻度・勤務時間が変わった場合には、都心に住む必要性が薄れることもあり、住み替えを考え始めるケースもあるでしょう。

そのほかには、日々の支出の負担や体力低下と行動範囲の変化など、住み替えを考えるタイミングとしてはさまざまなものがあります。

老後の住まいにおける主な選択肢

老後の暮らしを考えて住み替えを行う場合には、主に4種類の選択肢が考えられます。

  • コンパクトなマンションへの転居(ダウンサイジング)
    広い家を売却して、夫婦2人で暮らすのに合った広さのマンションに移り住む方法。駅や商業施設の近くなど利便性の高い場所に移り住む、といったことも可能
  • シニア向けの住居へ転居
    介護・医療のサポートが整った環境で暮らせる。サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームといった選択肢がある
  • 建て替えやリフォーム
    長年暮らしてきた愛着のある家をリフォームするなどして、夫婦2人の生活に合わせたつくりにする。住み慣れた場所にこれからも住み続けたいと考える場合の選択肢のひとつ
  • 子ども世帯と同居・近居
    いざという時に助け合えるように、子ども世帯と同居する、または近くに住むという選択肢。互いのプライバシーをどのように確保するかが課題になることがある

今後のことを考えて住み替えを行う場合には、上記のような選択肢から自分たちのニーズに合わせて選択する必要があります。

老後の住み替え先は「戸建て」と「マンション」どちらを選ぶべき?

マンションへ住み替えるメリット・デメリット

マンションに住み替える場合には、利便性が高い駅の近くに移り住むといったことが可能ですし、庭の管理や手間が必要なくなる点などがメリットとして挙げられます。また、中高層階の場合には泥棒が入りにくいため、オートロックがついている物件であればセキュリティ面でも不安なく過ごすことができます。そして将来的にも介護施設に入所したときなど、利便性の高いマンションであれば売却を行いやすいといった点もメリットです。

ただし、これまで一戸建ての生活に慣れている場合、隣や上などからの騒音・生活音が気になってしまう可能性はあります。また、築年数が古くなってくると、管理費や修繕費用が上がることもあります。

戸建てへ住み替えるメリット・デメリット

住み替えを行う先が戸建ての場合には、ペットとの生活を楽しめるといったメリットがあります。マンションだとペットの飼育が禁止されているところも多くありますが、戸建てであれば自由に飼うことができます。また、カーデニングや家庭菜園を楽しみたいと考えるのであれば戸建てに住み替えるのは非常に大きなメリットがあるといえますし、階下の住人に気を遣う必要もありませんので、孫が家に遊びにきた時にも思いっきり遊べます。

以上のようなメリットがある反面、マンションと比較すると維持費がかさむケースが多い点や、予算の都合上駅から遠い物件になるケースが多く、交通の利便性が低くなることもある点などがデメリットとして挙げられます。

後悔しないために!老後の住み替えの注意点

老後にすぐ家を売ってはいけない?慎重に考えるべき理由

家を売却するかどうかは、その後に発生する可能性があるリスクにしっかりと目を向けた上で検討することが大切です。家を売却した場合、住み替え先のコストが予想外にかかった、というケースも考えられます。

例としては、マンションに住み替えた場合に管理費や修繕積立金、駐車場代が思った以上に必要だったというケースや、新築の家を購入したことによりローンの返済・固定資産税の負担が増加したといったケースなどが考えられます。

また家の売却によって、相続に関するトラブルが発生する場合もあります。トラブルの例としては、売却して現金化したことで他の相続人と揉めてしまう、想定より早い段階で住み替えを行うことで子どもが不満を感じるなどのデメリットも考えられます。

また譲渡所得税の発生により思った以上の税金がかかるといった点なども、デメリットとして挙げられます。

10〜20年後を見据えた「住みやすい街・住まい」の条件

将来を見据えた場合には、電車やバスなど公共交通機関が利用しやすいエリアを選ぶのがおすすめです。たとえ現在は車を使用した移動がメインだったとしても、高齢になり車を手放した時に、移動手段に困らないかどうかを考えたエリアの選択が大切です。それと同じように病院などの医療機関や日常的な買い物をするお店がそばにあるか、といった点も十分に確認してください。

また、家を選ぶ時には「今の元気な自分」を基準にするのではなく「10年後や20年後の姿」を想像し、具体的に生活を思い描くことがポイントです。たとえば、坂が多いところだと歩いて移動することが大変になる可能性があります。またスーパーや病院が徒歩圏内にあるかといった点も重要な部分です。

退職金や旧居の売却益を活かす資金計画の鉄則

住み替えを考える際には、将来を見据えて具体的な資金計画を立てておくことが必要です。

資金計画を立てる上で重要なのが、「現在の家はいくらで売れるのか」という「家の価値」を正確に把握しておくことです。この部分を把握しておかないと、新たな家の予算を立てられないため、まずは複数の不動産会社に依頼して家の査定を受け、客観的な価値を知っておいてください。

また、住み替えにあたってローンを組む場合には、年金収入などを考慮した上で、無理のない返済計画を立てることが大切です。そして、退職金を全て新たな家の購入費用に充ててしまうことは避けましょう。今後病気や介護などで予期していなかった出費が増えるケースも十分に考えられるため、もしもの時に備え手元に資金を残しておくことが非常に大切です。

まとめ

老後を見据えた住み替えについて解説を行ってきました。住み替えを行う場合にはマンションや戸建てなどさまざまな選択肢がありますが、コンパクトなマンションへの住み替えは利便性が高い場所に移り住みやすいこと、戸建ての場合にはペットとの生活を楽しめるなど、それぞれに魅力があるといえます。いずれにしても、今後の生活を見据えた立地選びと資金計画が大切になるため、十分に検討を行った上で住み替えの計画を進めてください。

もし、定年退職後の理想のシニアライフに向け、横浜などの住みたい地域・エリアがすでに決まっているのであれば、その地域に詳しい「地元の信頼できる不動産会社」に早めに相談することが、住み替えを成功させる第一歩といえます。